ケルン1日目の夜の教訓

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サッカー観戦を終えてケルンに戻ってきました。
ネット情報でおすすめ度が高かったこちらのパブへ。

サッカー観戦帰りの人々を中心に地元っ子で溢れかえっていました。
オーダーがごった返しているようでホールスタッフは大忙しでした。

そのせいか、完全にアジア人おひとり様の僕は相手にされず。
目の前にいたおじさんも一人だったらしく相席させてくれました。

オジサンは英語が喋れなくて、僕もドイツ語が喋れなくて、お互い片言の英語やグーグル翻訳を使いながらしゃべっていました。たまにドイツ語でしゃべってきますが何言ってるかわからないのでスルー。
近くのお姉さんが苦笑いしながらこっちを見ていましたが、日本好きなおじさんだったこともあり、いろんな話で盛り上がりました。

ケルシュは飲み口があっさりしている上、ドイツにしては小さいグラスに注がれるのでついついお酒が進みがち。
楽しく話しているうちにお酒が進んでオジサン完全に酔っ払いに。


オジサンが「二次会行くぞー!」ってんで店を出て向かいの店へ。
腕にハンコ押して入るとそこは完全にクラブ。でもほとんど人がいない。
たまにはこういうところもいいかとそのままビールをオーダー。

何杯かビールを飲んで僕もほろ酔いになってきたところで、オジサンが柔道を習っていることが判明。緑帯だとか。(後日判明したが緑帯は少年の部のみ笑)

完全にゴキゲンなおじさんは僕が柔道をやったことがある(体育だけ)と分かり、やたらと技をかけはじめる。
すると何を思ったか急に僕の頭を両手でガシッと鷲掴み。

頭のてっぺんが生暖かい。どうやらオジサンがディープキスしているらしい。
僕は何が起こってるのかわからず頭が真っ白。

オジサンも変な空気を察知したらしく、「ドイツ流の挨拶だよ!」とかなんとか言い訳。それをやるなら頬キスやろ!てかまだそんな仲良くないやろ!(笑)


ここでオジサン「3次会行くぞ!次はパーティーだ、女の子がいっぱいだぞ!」
と。もうそろそろ帰りたいなーと思いつつ、ここまでの飲食代を全額おごってもらってるのでなんだかNOとも言えず。オジサンの止めたタクシーに乗り込む。
ここでオジサンにパーティーで何をするのか聞くと、ドイツ語でいろいろ言うのですが片手で中指を突き立て、もう片手で作った輪っかに抜き差し。 タクシーが明らかに街の郊外に向かって走り出してた。

『ヤバイ』

ここでついに自分の置かれている状況がだいぶヤバイという事に気づき、全力でパーティーに行かないとオジサンに伝えるのですが、オジサンは理由がわからず怒りだす。

幸運にもタクシーの運転手が英語が喋れた上、事情を察知して、通訳をしてくれました。運転手さんも面倒に巻き込まれるのは嫌なので、僕に行く意思がないことを確認して近くの電車の駅で降ろしてくれました。

Googleマップで自分の場所を確認すると市の中心部から3駅ほど離れたところまで来ていました。
幸い時間もそんなに遅くなくて、電車に乗ってホステルに戻ることができました。

オジサンの言う『パーティー』が言葉通りだったかはわかりませんが、たとえそうだったとしてもパーティー終わりに何をされるかわからなかった上、ヘンな病気をGetしてくるリスクもありました。という意味では今回は今までの旅のトラブルの中で一番『ヤバイ』ものだったと思います。

今回の教訓。
旅先の出会いも程々に。

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