ブログはFacebookページに更新状況を上げてるんですが、個人のFacebookでも留学中は生存確認として上げていきたいと思います。
2016年12月28日
早朝に目を覚ましてホテルで朝食をとり、いよいよ北極圏行きのフライトです。
オスロ空港のホテルは空港から離れたところにあるんですが、そこに行く循環バスが有料なんですね。パリのシャルルドゴールとかは無料だったんですが…
世の中そんなに甘くないです。
北極圏最大の街、トロムソへ連れて行ってくれるのはこちらのポップな飛行機。
ノルウェジアンエアシャトル。グループ会社がロンドンとニューヨークやシンガポールを結んだりと長距離も飛んでるんですが、一応くくりはLCC。機内食もドリンクも一切出ません。ただ、この飛行機、無料のWiFiがずっと飛んでいて、飛行中もそれほど暇しなかったです。今の日本の国内線Wifiみたいな感じですかね。
これから極夜の世界へ行くので太陽さんとはしばらくお別れです。
しばらくすると夜の闇に包まれるとともに分厚い雲の上を飛び始めました。
2時間ほど飛んで着陸のアナウンスがあり、雲を抜けるとそこには凍り付いた世界が広がっていました。
トロムソの街が見えてきました。オレンジランプの街灯が温かく感じます。
到着するとタラップで空港に降り立ちました。滑走路も凍っていて、よくスリップしないなぁと一人感心してしまいました(笑)
ノルウェーは沖合に暖流が流れている影響もあって緯度にしては気温はそれほど低くなく(当時-5度、寒波が来たら-20度になるとか)、むしろ陽が無いことと風が強いせいで余計に寒く感じました。
荷物をピックアップして、レンタカーの受付を済ませて受け取ったキーにはトヨタのマーク。
欧州仕様のアベンシスワゴンのハイブリッド車でした。氷の道を走るのに、FFでエンジンブレーキも一段しかない車で少し不安でしたが、立派なナビもついていて割と快適でした。
というわけで事前に予約したキャンプ場に向かうと。
案内されたバンガローがこちら。キャンプ場の中でも一番端っこの、一番小さい小屋でした。ディズニーランドのミッキーの家を実際に建てた感じに見えなくもない(笑)
キッチンもベッドも暖房も一応そろってはいたんですが、トイレがここからあるいて1-2分、シャワーも3分くらいかかるところにあったのがかなり苦痛でした…
とりあえず晩御飯の買い出しに出かけることに。
するとキャンプ場で振っていた雪が強まってきて…
まさかのブリザードに。汗 車はスパイクタイヤである程度の雪には強かったので助かりました。
スーパーにはけっこうガチめなソリが置いてありました。これで買い物に来たんだろうか…?
北国に来た感じを全力で演出してくれてます(笑)
トロムソには世界最北といわれるビール醸造所があって(その名もMackBeer)、スーパーには様々なMackの製品が置いてありました。ピルスナーからラガー、エールまで種類は多様でこの地域の人々の煩悩を支えているんだなとしみじみ。
日照時間の少ない(というかこの時期はない)トロムソですが、輸送技術が発達した今日では南国フルーツもいただくことができました。
スーパーで友人ともめたのですが画像中欧の野菜、皆さんは何だと思いますか?大きさはレタスより一回り大きいかな?という程度です。僕は本気で白菜だと思いました(笑)
買い物を済ませていったん宿に帰り、ちょこっと観光に出かけます。