ケルン二日目。前夜はいろいろありましたが
二日酔いをこらえてマジメにケルン観光します。
最近インドでトラブって緊急帰国した旅人の方がいたそうな。行くとこまで行くとボコボコにされたりそれ以上の被害を被って帰ってくることになる(あるいは帰れない)ので外国で異常に尽くしてくる人には気を付けましょう。
(例:イタリアでオーーー!マイフレーーーンド!!と声をかけてついてくるレストランのキャッチ)

まずは前日Nightjetで到着した際に目に飛び込んできた駅前のケルン大聖堂へ。
エッフェル塔や東京タワーといった他の「塔」と同様ここも登れます。
ただし、階段のみ。階段だけで157mを登ります。数にして533段
しかもここの階段やたらと狭い。上る人と下る人がすれ違いながら登らないといけないのですが
すれ違う人皆日本人的「ぽっちゃり」のサイズを大幅に超えるので、結構つらい。 イメージとしては車1台ほどの狭い山道で大きめのトラックかワンボックスと出合い頭になる感じ。
そして螺旋階段なので足を踏み外したくないという心理から皆階段の外側に避ける。外国人、絶対的に譲るヤツがいない。トコトンいない。ドアとかエレベーターとかならいつもサラッと譲ってくれるのに。
人間しんどい時にこそ本当の姿が出るというがまさに言い得て妙だ。
アジア人だから譲らないんだろ、という意見は単なる僻みだいう主義ですが、そう思わせてくるほど執拗に譲らない。
おかげで太ももだけでなくふくらはぎまできっちり鍛え上げられた。
二つの踊り場を経て頂上に着くとそれはそれはきれいな絶景が待っていました。
ある程度想像通りだったというそこのアナタにはぜひここをダッシュで登ってほしい。本当に想像通りなので、ここまで頑張った自分を正当化するべく肯定的になる自分に言い聞かせるように感嘆の言葉を絞り出すことと思う。

長めがいいといっても教会の塔の中なので写真を撮るには少し邪魔なものがあるので少し工夫がいる。

絡めるとしたらこのホーエンツォレルン橋で電車が出てくるのを待つか

Goproのような広角で取れるカメラで撮ってみるといいと思う。
機材とセンスがある人はもっといろいろできると思うが、大量のレンズとかバックパック一杯の荷物で行くのはガチでおすすめしない。
パソコン、一眼、Gopro、Ipad、充電器等10㎏のリュックを背負って登ったが部活の練習より全然キツかった。

下りは高い段にいるという優位性が活き結構道を譲ってもらったのと(それでも通るのは段がせまい内側)体力的にも楽なのもあってすぐ降りれました。
聖堂内では丁度礼拝の真っ最中。礼拝中は人種地域問わずだれでもウェルカムなロンドンの教会とは違いここは地域の人しか入れないらしく、少し離れたとこから聖歌を聞くことに。
映像では伝わりにくいですがほんとに声が柔らかく降ってくる感じがします。音源から離れている分なおさら柔らかい。

ステンドグラスを拝んで外をぶらぶら。

ケルンの世界で一番古い香水屋さん4711の工場です。工場見学もできます。僕はしていないのでレポートは誰かにお任せします。

また歩いていくと広場に出ます。テラスのある飲み屋さんがいっぱい。ウマいケルシュ屋さんとか調べずここで飲めばよかった(笑)

帰る前にケルン中央駅内を散策。ケルンFCのショップ。大迫選手のグッズはほとんど売って無かったですね…
ICEでフランクフルト空港へ移動。ルフトハンザ航空は飛行機のチケットに新幹線のチケットを付けられるサービスがあって、空港行きであればどこからでも乗れるのでうまく使えば別々で買うより安く乗れます。

本来敵対する者同士が同じ場所で連絡するなんて不思議です。しかも新幹線に飛行機の運行番号が振られていることもあってなおさら不思議。

ちょっと珍しいもの(ルフトハンザ復刻塗装機)をみつけたので1枚。

いつものごとくバスでその辺に転がっている飛行機まで行って登乗です。

ブダペスト上空を飛んでブダペスト空港に着陸。
日本のJAL、韓国の大韓航空のようにハンガリーにも国の名を冠したナショナルフラッグキャリアなるものがあったんですが、結構前に倒産したそう。
その名をMALEV。
ブダペスト空港のはずれに当時の飛行機がいくつか置いてあります。

このあとバスで空港駅へ移動、3時間かけておうちに帰りました。