この週末はなかなか落ち着かない週末でした。金曜日はラボと所属するクラブの送別会を開いていただき、東京と大阪ぐらいの距離しかないパリでテロがあり、情報が錯綜しながらもロンドンで活躍されているドクターの方々とお会いすることができ、今日は最後のサッカーの練習日でした。ガトウィック空港での騒ぎなど、ロンドンにも物騒な感じが伝わってくる中、人の集まる繁華街ではセキュリティの人数が増えたように思いましたが、こちらの人は何事もなかったかのようにリラックスして暮らしているというのがやはり日本人との違いかなと感じます。情報こそ最新のものを常に入手しながら、普段通りの生活を普段通り続けることが大切なんだろうなと思いました。
さて、先週末はノースロンドンダービーでした。例えるなら、浦和対大宮、阪神対巨人のような試合です。聞いたことのないチャントや汚い言葉が飛び交う、熱い試合でした。熱くなっても、スタジアムの看板壊したり、トイレの便器壊したり、ロケット花火を選手に向けて飛ばすのはやめましょう。(笑)
けが人だらけのアーセナルは主力メンバーで戦うトッテナム相手に大苦戦、1点を先制されて前半を折り返し。
ハーフタイム中にはフラミニがアップを開始。この選手、細菌アーセナルに戻ってきた選手なんですが、出場試合はエミレーツスタジアムでいまだ負けたことがないとかなんとか。実際前回のダービーでは2ゴール決めてますからね…
後半に備え、選手たちが戻ってきました。
と、ここで満を持して勝利請負人が登場!サンティとの交代のようです。
後半も熱い試合が繰り広げられる中、イエローカードが提示されました。が…
開始からちょこちょこ揉めてたこの二人。退場はやめてくれ…
敵味方関係なく様々なプレーに対して今日はエキサイト気味のベンゲル監督。このあたりからファンのヤジの向きがアーセナルに向きだします…
コーナーキックやフリーキックをシュートするも、ことごとく外しなさるジルー。全部惜しかったんだがなぁ…
ここで右サイドであまり輝けなかったキャンベルに代わってギブシー投入。サンチェスが右に開きます。
そしたらこの人、やってくれました。
右から覚醒中のアシストキング、エジルのクロスに飛び込んでダイレクトであわせてゴール!
なぜか決めたギブスより喜んで膝でズザザザーするジルー。
決めてないのはバレバレなのでボッチで放置されるジルー。
ここから試合の形成が一気に逆転、アーセナルの押せ押せが続き、ベンゲル監督の指示も熱を帯びてきます。
やっぱり決めきることはできず、試合は引き分けで終了。ラボのスーパーバイザーと揉めずに済んでよかった(のか?)
この試合を最後に、もうエミレーツスタジアムにはしばらく来ることはないでしょう。本当に楽しい場所でした。(ちょっとチケット高いって愚痴も引っ込むくらい楽しい。安かったならもっと楽しい。)
いつかまた来るときは勝ってくださいな!